臨床からのご意見

MSC1

横井浩先生ご推薦の言葉

大阪大学第1外科にて、まだ文献も実験道具もなかった1950年に超音波に関する研究をしないかといわれて以来、
今日まで超音波医学に関する研究と報告を続けてきました。
約20年前の1982年日本超音波医学会で乳頭中心に探触子を回転するラジアル操作法を開発報告しましたが、
この方法を乳がん検診用に応用し、操作が容易な「回転式自動操作システム」を考案して、
2002年4月乳腺甲状腺診断会議に報告しました。
そして2003年年末に、この乳がん検診用超音波診断装置の回転式自動検査システムが製品化されました。

1. 乳がん検診において検査技師による超音波装置の走査が容易、全自動でありアーチファクトが少ない。
2. 乳房全領域を描出可能、記録し再現性がある。
3. 乳がんの病巣を的確に且つ正確に描出診断が可能である。スクリーニングとしての価値がある。
4. 乳がんの手術療法の際、乳がんの浸潤病巣の診断から摘出範囲の決定に有意な情報を提供出来るので外科手術に有用である。
5. 探触子の視野幅は6cm程度あったほうがのぞましい。

乳房の超音波画像の画質も良好、専門医の判定も容易、 5mm以下の微小乳がん発見も可能、乳がん検診用装置として価値があると考えます。 女性ガン患者を早期発見して死亡率を低くするのに役立てたいと思っています。